2021年3月17日水曜日

California Punk













こんばんは!DioramaClothingStoreのアラタです。










突然ですが本日は少し違った感じでBlogを書いていこうと思います。


なので商品紹介はお休み。すみません、、!


というのも、新しい事をしよう。


日々そう思いながら、気持ちと裏腹にアイデアが膨らまないまま時が過ぎ、、。


ようやくやりたい事が1つ決まったので、画面に向き合っている次第です。






テーマは "バンド(Tシャツ)"






Dioramaにとって切っては切り離せないもの。


日頃買い物をして下さっている若い方の中には、


"今年は(も?)カッコいいバンドTシャツを買うぞ..."なんて思っている方も少なくないんじゃないでしょうか。





だけど中には何を選べば良いかまだよく分からないという方もいらっしゃると思います。


買ってから知っても、知ってから買ってもそこに正解不正解はないと思いますが、


漠然と買うより今年自分はコレだ!というのがあった方が絶対楽しいはず。


そしてその気持ちは知る事によって生まれるものだと思います。





ただ知らないものを1から見て聴いて追求することに対して、無理があると辛いし好きになれない。


だから中々難しい部分もありますが、入り口さえ見つければすぐ楽しくなる事にも気付きました。





それもあってあまり知らなかったあのバンドや曲、細かなあれこれ。


これから2週間に1回くらいのペースで僕のDig記録と共に書き残していこうと思います。


興味を持つ為の入り口として使って頂けたらという思いと、


自分にプレッシャーを掛けるという2つの理由で書いていきます。


何か引っかかるものがあれば嬉しいです。頑張って書きます。


少し長くなりますが宜しくお願いします!











では1発目、大まかなテーマはコレにしました。


"カリフォルニアパンク"


Green Day、NOFX、The Offspring、Bad Religionなどなど、少し挙げただけでもDioramaで見慣れたバンド揃い。

自分自身、青春時代に思いを馳せた土地で鳴っていた音楽。

まんまとのめり込みました。

ただ一気に紹介すると当たり前のようにかなりのボリュームになってしまうので、今日細かくは1バンドの1アルバムをご紹介しようと思います。

これを見て興味が湧いた方は是非他のバンドやアルバムも調べてみて下さい◎





選んだのは"Rancid"




1991年、カリフォルニア州バークレー(通称イーストベイ)で結成されたパンクロックバンドです。

数あるアルバムの中から名盤と言われる





"...And Out Come the Wolves" (1995)




このアルバムについて書いていこうかなと思います。

色々聴きましたが取り分け聴き込んだのがコレでした。

前置きなしで早速何曲かご紹介していきます。

個人的に良いなと思った和訳なども添えながら。

聴きながらご覧下さい◎






- Roots Radical -


まずは3曲目に収録されている"Roots Radical"

フロントマンのティムとベースのマットは貧しい労働者階級育ち。

その背景もありルーツレゲエの精神に影響を受けて育ったそう。

この曲はそんなリスペクトを反映した1曲。

曲中にもバックグラウンドを匂わせる歌詞が散りばめられています。



"And we all come from unloving homes"
(俺らはみんな、愛されない家庭で育った)

"Give'em the boot the roots the radicals
(過激なルーツレゲエ野郎を排除しろ)

Give'em the boot you know I'm a radical"
(排除してみろよ俺は過激派)



曲調だけ切り取っても良い曲なんですが、

歌詞の意味まで掘り下げるとより興味が湧きました。

そんな曲が全19曲の中に溢れています。



個人的に1番好きなのはココ↓

With the music execution and the talk of revolution It bleeds in me and it goes..."
(音楽活動と革命についてのおしゃべりが俺の中で沸き起こりやがて消えていく...)








- Time Bomb -


お次はスカナンバーの"Time Bomb"

MVもカッコいいので是非一緒に!

お気に入りの歌詞はこんな感じ。


"Tears come from the razor that's been tattooed below his eye"
(ヤツの目のタトゥーに一筋の涙が流れた)

"Well,he's back in the hole where they got him living like a rat"
(ヤツはドブネズミ扱いの底辺に戻ってきた)

"Black coat,white shoes,black hat"
(ジャマイカの音楽や文化に影響を受けたルードボーイのファッションを指しているらしいです。)





- The Interrupters -


余談ですがこのバンドを見出したのがRancid。

系譜を受け継いでいるのを確かに感じます。

調べている内に繋がるのもまた面白いですね。

全然知らずにイベントで踊ってたな。笑

次。









- Olympia WA -


前身バンドOparation IvyからRancidが生まれるまでの空白の時間を歌った1曲。

ラストサビ前の一節がグッとくるので是非聴いてみて下さい。

この曲は中々寂しい。


"Something burning deep inside of me"
(体の奥で何かが燻っている)

"New York City well I wish was on a highway Back to Olympia"
(ここの声がすごく良いです)









- Ruby Soho -


次はラブソング。Ba.マットの恋を歌っているみたいです。

これは分かるな〜と思ってしまったのですが、

自己解釈のこの曲のテーマは"大切なモノの相違"

サビをみんなで大合唱したい。









- Journey To the End of The East Bay -


個人的にこのアルバムで1番好きなのはこの曲。

Oparation Ivyとして活動していた'87~'89を歌った曲です。

選び切れないくらい歌詞が素晴らしく良い。

是非和訳と共に。








最後。ファッション的な視点で見るとこの映像のティムがとってもクールです。


- As Wicked -


オールスタッズ。

単純にファッションアイコンとしてもカッコいい。そうやって好きになったバンドや人のエッセンスを自分のスタイルに落とし込んだり。

そんな楽しみ方ができるのもカルチャーの1つの魅力なのかなと思います。

そのエッセンスがいずれアイデンティティーにも繋がるはずです。










ザッとですが抜粋して6曲。如何だったでしょうか?

本当はもっと1曲ずつ丁寧に書きたいんですが、6曲でもこんなボリューム。

1アルバムを自分の中で噛み砕く事にこんな時間が掛かるとは思いませんでした。




聴き方にルールなんてありませんが僕は結構詞で心が動くタイプなので、

こんな感じで歌詞を調べてノートに書き出したりしながら聴いていました。

聴き流すだけでも充分魅力的なアルバムだと思いますが、

詞も込みで聴くともっともっと面白かったです。




3分間を理解する為の十何分。

たったそれだけで1バンドを好きになり、もっと知りたいと思えました。

これを色んなバンドで繰り返していけば、、。

充実度はかなり上がると思います。

僕は今年RancidのTシャツを絶対買うと決めました。

そしてまだまだこれから聴きまくります。










という事でまとまっているのか分かりませんが、今日はこんな感じで終わります。

次は2週間後?また不定期で書いていきます。

最後までご覧頂きありがとうございました!







"To the end to the end i'll journey to the end"








- Diorama Clothing Store -


Soundcloud : diorama vintage radio

Mail : dioramaclothingstore@gmail.com

Tel : 052-269-1116