2020年7月21日火曜日

店主大橋の気まぐれ商品紹介 vol.2








お久しぶりです。DioramaClothingStore大橋です。











みなさまいかがお過ごしでしょうか?僕はボチボチです。



"調子どうですか?"   "ボチボチですよ。"



みたいな謎の社交辞令的会話のボチボチとかでなく、



本当にボチボチです。



いや、ボチボチってそもそも何なの?



ボチ、ボチ、bochi、ボチ、



どういう事だ?何語なんだ?いや本当に誰が言い出したの?



言語はコロナウイルスより難しそうです。










こんな事を考える程僕はボチボチでありまして、



いや、これではいかん!と思い、重い腰を上げこのブログと向かい合っております。



私もあなたもどんな理由であろうとボチボチではいけません。



コロナを言い訳に、得体の知れないボチボチという魔物に洗脳されてはいけません。



"今"を"楽しむ"と書いて今楽。



そんな言葉はありません。



でも古着という娯楽があるじゃありませんか。



そうです。今日も洗脳です。



このブログを読み終えた頃にはあなたの頭の中は古着一色となり、明日大須に駆け出すでしょう。



というわけで商品紹介 from Panorama Store でございます。















まずは pleaseandthankyoustore ジェニーさんから。












ディス イズ ジェニー な50~60年代の半袖ワークシャツ。

半袖シャツってちょっとお利口さんなイメージになってしまうか、

ハワイアンや柄シャツになってしまうことが多いんですが、

これはそうなりません。

フェードした厚手のコットンに両面刺繍。

ブルー!そして古い!

みんな見逃してしまうけど今年アメカジを着たいと思っている方々はどう考えても見逃してはなりません。

今一度チェックすべき一枚デス。


SIZE: M

15000yen+tax
















私もあなたも気になって仕方がない70年代。

ジェニー先生はトレンディーな女性でもあるのですが、

そもそも50's~70'sが好き(多分)なのでこのチョイスは彼女にとっては日常です。

こちらは70年代のアメリカのTVショー "Good Times" のTシャツ。

フロントはアイロン熱圧着っていうんですかね?のフォトプリントで

バックの文字はフロッキープリントです。

ここまでいくと今のTシャツではあまり探せない製法になってくるし、

雰囲気も90'sの物とは別物。

そしてこのデザインとサイズ!アミーゴ!お急ぎ下さい。


SIZE: M-L

12000yen+tax

















ブリーチしていい感じにすれば売れるぞ!

となってきているのはきっとアメリカも日本も同じでしょう。

しかしそんな陳腐なクリエイションは例えるなら病気の痛みだけを鎮痛剤で抑え続けるようなもので、

長くも続かなければ後にも残りません。

彼女はとあるウェブマガジンのインタビューで

"汚れやダメージがあり商品として売れない物に手を加えて、ゴミになってしまう物に新たな可能性を与える"

というような事を言っていました。

なので、彼女のリメイクのボディーに上質なヴィンテージが使われることはあまりないのです。

僕が彼女のショールームで一緒にペイントをやった時、

"そこのセールラックのから好き物選んでペイントしていいよ"

と言われました。

すなわちこれはビジネスとエコとの調和。

彼女のクリエイションを僕が評価する理由はここにあります。


SIZE: 上 L 下 M

7500yen+tax















最近着ている人をあまり見かけない古いオーバーオール。

60年代のBIG MAC。

名古屋駅を歩くには厳しいし初デートに着て行ったら2時間で解散を申し出られるかもしれないけれど

世の中の美学や優先順位なんて自分で決めたらいいと思うのです。特に若いうちは。

僕はこういう古着からアイデンティティーを形成したから

いつまでもこんな古着の味方でありたい。

己を磨く事がファッションの面白さであり、

なので古着はパンクな要素を含んでいるべきだと思います。


SIZE: L

27000yen+tax













続きましてROUND TWO  VINTAGEアレックス大明神から











ヨーロッパメイドのメタリカTシャツ。

ギリギリ90年代にかかるかもしれないけれどおそらく2000年代の物。デッドストック。

メタリカほど有名になるとなかなか新鮮な物に出会えないけれどこれはなかなかイイのではないでしょうか。

大判プリントの両A面!お好きな方どうぞ。


SIZE: L

20000yen+tax














皆様クリスタルメソッドって知っていますか?

US版ケミカルブラザーズなんて呼ばれたアメリカのエレクトロデュオです。Prodigyサウンドとの中間って感じです。

百聞は一見に如かずなのでyoutubeをご覧ください。

う〜ん、カッコいい。

オールドのエレクトロのTシャツは本当に入手困難!

増えすぎたアメリカのTシャツキッズの裏をしっかり狙えるアレックスは

やはりちゃんと音楽を理解し、常に未来と向き合っています。

僕が欲しいので熱く書きました...


SIZE: L

12000yen+tax











それにしても2010年代後半はTシャツバブルでした。

勢い止まらず2020年もTシャツバブルは加速していきます。

値段も加速してたまにわけがわかりません。

それに乗っかり過ぎるのもナンセンス、否定し過ぎるのもナンセンス。

バランスと物に対する愛が大切です。

もはやこのTシャツと全然関係ない話になってしまいましたが

黒ボディーのビーバスT、なかなか可愛いです。

©1993


SIZE: L

10000yen+tax















ファッションも音楽もクールな映画 "オースティンパワーズ" のTシャツ。

ちゃんと古いボディーでサイズも良い。

これがオースティンパワーズのTシャツだと気づいている人が全然いなさそうなので

ここで紹介しました。笑

なかなか出会えない1枚ですよ〜!


SIZE: XL

12000yen+tax











なんだか長くなってしまったので最後の僕のセクションはサラッと。











西洋の石像?の頭の中にローラーブレード。

まだ持ってないならGET IT!

という誘い文句のTシャツはアメリカの "DISCOVER" というクレジットカード会社の物。

ツッコミどころ満載ですが、おそらくこれがオフィシャルのTシャツという所が一番のツッコミどころです。

これにアガる人は古着のTシャツを買いすぎた人か超フラットな人かどちらか。

是非 GET ITしてください。

SIZE: XL

12000yen+tax











疲れてきました。頭が回りません。笑

ただ頭がまわらなくともこのTシャツを作る工程が

とてつもなく面倒なことはわかるはずです。

古着Tシャツ界の隅の隅。

見えないんじゃないかってくらい隅っこですが、めちゃくちゃ古着してます。


SIZE: XL

15000yen+tax












私の評価と反してなかなか食いついてくれる人の少ない2トーンタイダイTシャツ。

ライトブルーとブラックの2トーンでこの絞り!

めちゃくちゃ良くないですか??

これを見て "オルタナだなぁ〜" と言っている私は古着末期症状かもしれませんが

スタイリングもモノ選びも、イマジネーションがあった方が楽しいという事実は

2050年になっても変わらないでしょう。


SIZE: L

10000yen+tax






















1982 "GRATEFUL DEAD" tshirt

SIZE: M

25000yen+tax


1985 "FRANK ZAPPA" tshirt

SIZE: M

30000yen+tax


1975 "JEFF CECK & MAHAVISHNU ORCHESTRA" tshirt

SIZE: L

30000yen+tax





先に行くことだけがNEXTと言われがちですが、そんなことはありません。

早すぎたかもしれないTシャツシリーズ。















ぼちぼち は江戸時代くらいから使われていたらしいです。


へぇ〜




-完-







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