2022年11月22日火曜日

遅くなってスミマセン 第2回です。(修正版)











こんばんは!DioramaClothingStoreのアラタです。
















朝晩の冷え込みも厳しくなってきたので、今日はしっかり暖かいジャケットを2つご紹介。

こちらはアメリカ海軍の"N-4"というモデルのデッキジャケット。

当時戦艦の甲板作業用をする軍人が着用していたジャケットです。

このモデルはM-41というアメリカ陸軍のフィールドジャケットを元にしており、

その利便性の高さからアメリカ海軍が作りにアップデートを施し採用したと言われています。














アメリカ軍の中では比較的シンプルなデザイン。

短丈と胸のステンシルがカッコ良い。

程よく褪せたポプリン生地もいい風合いです。














せっかくのブログなので細かく見ていきましょう。

ジッパーの上部分の "コの字型" のパーツ、ベル型の "タロン社" 製のジップ、真鍮製。

これらのディテールからこのジャケットが40年代前後に作られた事が分かります。

このジッパーはこの年代のミリタリーウェアによく使われるものなので、覚えておいても良いと思います。







マニアックなところですがこういった脇下の補強も実用性に基づいたミリタリーウェアならではの魅力。良いですね。









 



























このドヤ顔をしている男は時間切れになり俺を残して帰りました。

こんばんは。オーナーの大橋です。

現在21:45。晩飯も食べてないぞ。

なぜ俺は一人でブログを書いているんだろうか...?

コンパクトに書くのでお付き合い下さい。







 











これは90年代の "ジョージタウン・ホヤス" というバスケットチームのジャンパー。

ワシントンDC(アメリカの首都)のジョージタウン大学のバスケットチームとの事。



そして私を置いて帰った丸山アラタが見つけたのがこちら。









A Tribe Called Quest - JAZZ (We've Got)





ATCQの、いや、ニュースクールの金字塔とも言えるこの名曲で

ファイフ・ドーグが着用しているではないか!!!





(全然写真見つからなかったので動画を観てください)









丸山アラタ 「このジャケット見たとき既視感あったんですよ〜」










この言葉を信じた俺がバカだった。

MVを改めて観てみたら.........ん?

ファイフ・ドーグが着ているのは

アトランタの "ジョージア工科大学"のモノでした...






とても似ているし年代も同じだけどちょっと違う。

大変失礼いたしました...









2回目のブログでこのズッコケ具合。アラタ、許さねぇからな。


先が思いやられますが、僕らは傷だらけになりながらでもブログを書いていくので今後も温かい目で見守ってやって下さい。







-涙-









Soundcloud : diorama vintage radio

Mail : dioramaclothingstore@gmail.com

Tel : 052-269-1116







2022年11月17日木曜日

Blogリスタートします!











こんばんは。お久しぶりです!

DioramaClothingStoreの英二です。











インスタグラムを見て開いてくれた方がほとんどでしょうか。
飛んで頂きありがとうございます!

そうです。今日から約1年振りにBlogを再開する事にしました。
これまた急なので経緯についても触れておこうと思います。





古着が流行っていると感じ始めて2、3年? 程。
なんだか僕が古着を買い始めた5年前と比べても古着はすごく複雑になりました。


ジャンルがもっと増えて、お店もいっぱい増えた。
そして流行は変わって、価値観も変わった。


古着の渦がどんどん大きくなって可能性が増していく。
新しい古着は楽しい。



でも待てよ。。何かが足りない。。



目まぐるしく新しいものが増える事で過ぎ去って忘れてしまった事がある。
何を大事にするべきか。僕自身ぼやけてしまってたんだと思います。


流行り廃りはもちろんあるけど、内なる古着の魅力を忘れず伝えなきゃいけない。
僕は今一度僕が古着を学んできた道のりを戻る事にしました。






SNS世代ど真ん中とも言える僕が古着の情報を得ていたのは大須の古着屋さん、そしてBlogでした。
SNSで得られる情報が悪いわけではありませんが、
ワンクリックで、より深い古着の世界を知れた。






それが古着との向き合い方が変わるきっかけ。
想像力とそれを裏付ける知識が必要だと知ってから。

そこからは熱量、着方、面白さ、全てが何倍にも膨れ上がりました。





古着はファッションのカテゴリの1つなんだと思います。
でもそれだけじゃあ寂しいと思ってしまうのが僕ら。
傲慢なのもわかっていますが、
そこにもう一歩足を踏み入れてもらえるように再びBlogを書いていこうと思います。







長くなってしまいましたがそろそろ

ここからが本題の商品紹介です。
















まずこちら。40〜50年代頃のレタードセーター。


太く目の詰まったウールニット。カレッジ赤レター。


化学繊維が台頭する前、当時は運動着としても着られていたウールニット。
リブの長さは伸縮性を増すためのディテールです。これも古い証。


そしてどうしてもスルーできないのがこのブラックカラー。
黒がファッションとして認知されるようになったのは80年代辺りの事。
それまでは縁起の悪い(死を連想したり)色だったのです。
普通の人があまり着ない。なのでそもそも少ない。
不良の服に黒が多いのもどうしても惹かれてしまうポイント。


そんなことも考えるとカレッジ物には珍しい攻めたチームカラーです◎


古着を知ってより楽しくなってく、
派手、雰囲気以外の古着の個性です。


size: L

19800yen+tax

















お次は老舗ワークブランド"WASHINGTON DEE CEE"によるベルボトム。
1902年に創業を開始したようなので、紛れもなく老舗です。


そんな老舗ワークブランドのフレアパンツ。
この時代名だたるブランドがこぞって作ったシルエットです。
こちらは70年代のデッドストック品。


1タックに裾はダブルの仕立て。
ベルボトムのドレススラックスようなイメージです。


ハイウエストで履けば腰に沿いひざ下から綺麗に広がるシルエット。
柔らかいウールポリなので溜めて履くのだって良いと思います。


ファッションの自由が強調されはじめた時代。
ブランドも増えたようで、色んなブランドが作る色んなフレアパンツを見かけます。

こちらは老舗ブランドのクオリティを感じ取れる良質な1本だと思います。


size: W30 × L29

17800yen+tax










長くなりましたが、第一回目はこれにて終了です。
ご清覧ありがとうございました!


次の投稿は火曜日を予定しています。
それでは第2回で!











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2022年6月20日月曜日

お久しぶりです

 











こんばんは!DioramaClothingStoreのアラタです。お久しぶりです。


気付けばずっと続けてきたブログを辞めてから半年が経過。


出店なども一段落し、本格的に夏が見えてきたのでこのタイミングでブログを再開してみようと思います。


前みたいに毎日更新って感じではなく不定期になると思いますが、お手隙の時間に覗いて頂けたら嬉しいです。











早速ですが皆さん、古着楽しんでいますか?


今この世界一需要0ブログに足を運んで下さっている方達は少なからずYESじゃないかなと思います。笑


もちろん僕もです。


最近の話をするとオイオイ(Dioramaスタッフ)にこのバンドを教えてもらった事やその他色々とあり、着る服の気分というか軸がだいぶ曲がってきました。



Search + Destroy - Luby Sparks


掘っている途中でまだまだですが、格好も聴く音楽も別の方向に向いていくのを日々感じています。


見たり聞いたりする中で、今年はざっくり"品と色気"が僕のキーワード。


その中で今目に留まる古着を紹介したい。今日はそんなブログ。


なのでやはり商品紹介です。気分全開ですが何か引っ掛かりがあれば嬉しいです。よろしくお願いします。














まずは僕の最近のベストバイだったこちら。ただの無地白シャツです。


何が?ってくらい普通な服ですが、普通の服も良いなと最近は思ってきました。


アイテム数が減る夏をモノの強さで埋めるのではなく、組み合わせで磨いていく感覚で今年は挑戦したくて


これはベースになるアイテムという視点で見ています。なのでこれは下地。


そこに何を足して、引いて、混ぜて、100もしくはそれ以上にしていこうかという感覚です。


そんなイメージを浮かべながら、まずは1スタイリング組んでみたのでご覧下さい。


完全私服で申し訳ないですが、


僕が白シャツで組みたかったスタイリングです。
















ボーダーTを中に、スタッズベルト、下半身はミニマルなバランスで着地。


品の中にトゲを生やす感覚で着てみました。


物が持つ要素をどう配分していくか


みたいなバランス取りが面白くて、


ゴツいスタッズベルトではなく、バックルが華奢で、1段の細いものを持ってこられたのがこのスタイリングは気に入っています。笑










トゲ100ではなく


トゲ60:品40のどっちの要素もあるベルトをチョイスして、あくまで品のある雰囲気を軸にして組んでいる感覚です。


言葉にするとチープに聞こえるかもしれませんが、ドレッシーさとパンキッシュな要素のMIX。











拘りが細かくなればなるほどピンポイントなモノ探しになるので


買い物が難しいところではありますが、形になった時の快感は◎です。


普通の格好だけど、気に入っているスタイリング。


僕の勝手な白シャツ推しで一例な上に、ちょっと時季ズレてますが、、笑


感覚だけでも伝われば嬉しいです。


毎年なんだかんだ似た感じの夏スタイルでマンネリしている方は是非お話ししましょう。











というわけで、今白シャツは店にいっぱいあります。





70's 共にシースルー

SIZE: L

7900yen+tax



 



2ポケボタンダウン 90's

SIZE: L

6900yen+tax








90's バンドカラー

SIZE: XL

6900yen+tax









白シャツにはネガティブイメージを抱く汚れですが、

ボロとして捉えて他でバランスを取るスタイルも面白そうです。

60's Vintage

SIZE: M

12800yen+tax











それぞれ、是非お試し下さい◎











こんな調子で他にも気分な古着を何点か。


長くなってしまったのでサラッと紹介していきます。
















イギリス軍のタクティカルベスト。

ちょっと前だったらきっとTシャツスニーカーで合わせてたんだろうけど、今はシャツの上からいきたい。




良い感じです。

SIZE: M

6900yen+tax













90's リバースウィーブ(ポケット付き)

比較的細いので、綺麗に合わせるのにも向いていると思います。

SIZE: M

12800yen+tax





スウェットパンツと革靴。

分かりやすい緊張と緩和。
















艶も気になるワード。

形パターン普通でメタリック。

良いですね。デカすぎないのもポイントです。

ブランドネームは"STREET CULTURE"

どう着るかは貴方次第。


SIZE: M

7900yen+tax











他にも

×スポーツ

×ボロ

などなどたくさん拾える要素があると思いますが、

うまくMIXして更に拡張していこうかな、、と今はこんな感じです。











明確なヴィジョンがあればあるほど買い物に迷いが生まれないので、自分のテーマを1つ作るのは手だと思います。


漠然と服を眺めているより視界がクリアになるはず。


前のめりな姿勢を今一度思い出して、僕も夏ガンガン攻めていきます。


楽しんでいきましょう!











以上、次も色々と考えながら更新します。


商品のお問い合わせに関しては僕のインスタ、店のインスタどちらでも構いませんのでDMからお待ちしております◎


store account: @dioramaclothingstore

staff account: @arata_maruyama












Wolf Alice - Blue Weekend (Film)










それではまた次回。